クレジットスコアについて

アメリカに住んでいると良く聞く「クレジットスコア」という言葉。

これが生活して行く上で非常な重要なスコアなのです。いわば、「アメリカで住んでいくための社会的信用度」と言い換えられます。

カードの返済期限を守り続けていくことで、スコアは良好なものとなり、逆に怠った場合、低くなる。スコアが高いと、それだけ、家を買う時や車を買う時のローンを組みやすくなり、アパートを借りる場合も、借りやすくなる、などのメリットがあります。

クレジットスコアはScoring modelsというソフトウエアを使って、アナライズされて算出されています。なかでも、FICO® Scoreという会社が、一般的で、よく使われているものとなります。

300から満点の850の3桁の数字で表され、この数字が、通常、ローン申請審査基準の90%の割合をも占めているといいます。

クレジットスコアが高いと、ローンの種類のチョイスも増え、逆に低いと、ディポジットが発生したり、ローンの金利が通常より高かったり、最悪の場合、ローン自体を組めない可能性もあります。しかしながら、このスコアも変動制の為、地道に返済を続けることで、スコアの改善をしていくことが可能です。

Exceptional: 800 to 850

800から850のクレジットスコアは、非常に良好です。このクラスになると、ローンを借りる際、とにかく、金利、手数料共に、ベストコンディションのローンを申し込むことが出来ます。

Very good: 740 to 799

740 から799 のスコアに関しても、良好です。これも、他より良い金利でのローンを申し込めます。

Good: 670 to 739

670 から739のスコアに関しては、アメリカのいわゆる平均のスコアになります。金利等は、一番低いものより少し高くなる可能性もあります。

Fair: 580 to 669

580 から669のスコアは、一般的に正当なスコアとみなされてはいますが、ローン申請が通らない可能性はあります。または、通常の金利よりローン大幅に高いローンであれば可能かもしれません。

Poor: 300 to 579

300 から 579は、殆どのローンは借りる事が出来ません。破産した人、あるいは、クレジットカードで大きな問題を抱えた人と考えられます。普通のクレジットカードを申し込むことは不可能で、「secured cards」と言われる、クレジットカードのみ申し込みが可能で、このクレジットカードの場合、カードの口座に、現金のディポジット(抵当の役割)を一定額以上いれておくことを要求されます。つまり回収不能に陥る事のない仕組みのクレジットカードです。

『クレジットカードスコアを上げる・改善していく方法』

まずは、返済を期限内に必ずするという事が最優先です。クレジットカードの返済に留まらず、住宅ローン、車のローン、学生ローン、公共料金の延滞なども、このスコアには反映します。通常、悪い返済記録は7年間レポートに残されるとされています。

使用額をクレジットカードの限度額の30%に抑える。

もし、あなたの使用限度額が$10,000で毎月$2,000使っていると言う事であれば、20%使っていると言う事です。30%以下に抑え続ける事は、スコアの改善につながります。

新しいクレジットカードを不必要に申請しない

使っていないクレジットカードを沢山持つ事は、クレジットスコアを下げることにつながります。くれぐれもご注意ください。

Experian Boost

まずは、2019年に発足予定のExperian Boostに申し込み(無料)、公共料金・電話料金を延滞せずに払う。Experianは全米で使われているクレジットビューロー(信用調査機関)の一つです。クレジットスコアはここから算出されているので、ダイレクトに繋がることで、改善されてきているクレジットの結果を直に反映することが出来る、新しい試みです。2019年2月現在、まだ始動はされていませんが、今の段階で申し込みは出来ます。

クレジットスコアの把握

全米で共通に使用されているクレジットビューロー3社に、1年に一度まで無料で申請出来るシステムを利用して、自分のスコアを把握するのもとっても大事です。また、何かしらの間違いを見つけた場合、早急に訂正することが、何よりも大切です。

以下3社が全米でメジャーなクレジットビューロー3社です。

TransUnion

Equifax

Experian

 アメリカから、日本に帰国されてアメリカに口座を残してきている・将来的にアメリカに再び戻る予定がある方は特にご注意頂きたいのは、日本に帰国した際、何らかの原因で(携帯電話の少額の未払いが残っていた、借りていた家の退去時にクリーニング代が足りなかった)等、非常に些細な未払いがあった事で、たとえ少額であっても長い間、未返済があることで、結果非常に悪いクレジットヒストリーを残してしまう事になります。再びアメリカに住むことになった時に、初めてその悪いクレジットヒストリーに直面される方は、少なくありません。また、自分の過失でなくとも、スキミングなどによって、知らないうちに、クレジットを悪用されていて、日本に住んで居たため、なかなか気が付く事が出来なかった、など。万が一の不慮の事態に備え、日本に帰国された際も、クレジットスコアを必ず、一年に一度はチェックすることをお勧めいたします。