また、日本の空気圧機器、流動制御機器、半導体用ファインシステム機器、省力機器等の機器商品を扱う、CKD(愛知)も、オースティンに全米初のプロダクション拠点を構えるとの事で、$13 million もの出資で、70もの雇用を生み出す計画と、11月初旬のアボット・テキサス州知事が会見で発表をしました。ここでは、半導体産業向けの流体制御機器を製造する予定です。
もはや、聞き飽きてしまうほどの嬉しい響きですが、Austin-Round Rockエリアが、また、快挙を成しえました。今回は、2018年度のAmerica’s best performing citiesの堂々3位に君臨しました。これは、毎年、カリフォルニアのシンクタンクが、400にも余る全米のメトロポリタンエリアの雇用率、収入、技術力、等々の経済データをベースに、全体の総評をランク付けしたものです。ここでは、Austin-Round Rockエリアにおける、テクノロジー方面での急騰に注目し、103,000以上ものジョブポジション、高収入、それに伴って起きる、消費支出、特に、バーや、レストラン、など飲食業の景気にもつながっています。高学歴(25歳以上で45%あまりが学士号以上)の人口が高く、また、全米でも上位に入る、University of Texas at Austin’s やDell Medical Schoolなどを卒業している人も多く、ユニバーシティタウンとしても、有名です。これら教育関係に関しても、好景気に大きく貢献していると言えるでしょう。
Top Ten Best-Performing Cities U.S. 2018
Metropolitan Statistical Area (MSA) /
Metropolitan Division (MD)
2018 Rank
2017 Rank
Change
Provo-Orem, UT MSA
1
1
Steady
San Jose-Sunnyvale-Santa Clara, CA MSA
2
11
+9
Austin-Round Rock, TX MSA
3
9
+6
San Francisco-Redwood City-South San Francisco, CA MD
オースティンに欠かせない映画館、Alamo Draft house や、チルドレンミュージアムのThinkeryがあったり、少し複雑な子供の病状でオースティンのどのクリニックからも必ず送る込まれる、Dell Children hospitalもあるので、若い家族にはこの上ない理想的な住環境です。ただ、学校区があまり好ましくはないのですが、将来的に、良くなる可能性は無限です。