オースティン:驚異的な家賃の値上げ

 Dwellsy(不動産情報サイト)のリポートによると、不動産検索サイトのデータを基に、2021年8月~2022年8月の家賃が86%の値上がりを見せているという事です。現在、アパートや、貸家に住まれている方は、契約更新時に、かなりの家賃の値上がりを感じたはずですが、今年のオースティンの現状は、テナントにとってはかなり厳しいものとなっています。

「昨年の今頃からほぼ倍増した家賃の請求」これは、全米全体でも最大の賃料上昇率となっています。

もちろん、これは、全米で一番高い賃料という事ではなく、依然として、NYが家賃の中間値で一番高く、$3,021 ですが、同じ期間の賃料の値上げとしては、19.7%にとどまりました。オースティンの家賃の中間値は現在$2,930で、家賃が高価な都市の5位に上昇しています。

特に、貸家(single-family rental homes)の家賃は、アパートよりも上昇率も高く、その家賃の中間値は$3,210となっています。

これには、昨今の住宅建材不足、サプライチェーンの問題、高額所得者の流入、何より、昨今の金利の引き上げによる、住宅ローンの金利の上昇、投資住宅に見られる増税などが相まって、家賃価格が急騰することにつながりました。

これらは、顕著に、オースティン市にみられ、郊外に関しては、ここまでの厳しい上昇にはなってはいないとの事ですが、オースティンに距離が近ければ近いほど、同じような状況です。

 昨今のオースティンにおける家賃事情を踏まえて、今後、日本から益々増えるであろう日本企業様の、家賃の目安にして頂ければと思います。

住みたい!San Marcos !

「サンマルコス」と言えば、テキサスで一番大きいアウトレットがある場所、あるいは、Texas State Universityサンマルコス校がある場所。住むというより、訪れるという認識の方も多いはずです。しかし、今、このサンマルコスが熱いのです!!!

1. 目下成長中 – いまだ、お手頃価格

オースティンから30マイル(50km弱)南西に位置するさんマルコス。オースティンの活気をそのままに、オースティンよりおおよそ、40%ほど低い住宅価格という魅力的な土地です。

2016年には、人口15万人以上の国内で最も急成長している郡にランクインされ、Amazonのフルフィルメントセンターなどの設立など、昨今急激な雇用の増加と共に、著しい成長を見せています。

2. グルメ天国–クラシックなテキサス料理から、ファインダイニングまで

Cody’s BistroとLoungeでの受賞歴のあるカクテルから、The Leaning Pearでの地元産のモダンな料理、テキサス近隣のニューメキシコや、ニューオリンズの捻りが利いた料理を出す、Palmer’sなどの、レストランから、テキサスらしいバーベキューまで豊かなレストランのチョイスがあります。この地域には、美しいテキサスヒルカントリーに点在する様々なクラフトビール醸造所、蒸留所、ワイナリーもあり、楽しみは尽きません。

3. アウトドア好きの人達の為のオアシス

テキサス州のなだらかな丘陵地帯を背景に、サンマルコス地域ではさまざまなアウトドアアクティビティが体験できます。多くのトレイルや州立公園の1つをハイキングしたり、サンマルコス川とブランコ川の44マイルの透き通ったターコイズブルーの水で涼んだり、チュービング、SUP(スタンドアップパドル) 、カヤック、シュノーケリング、水泳に理想的なオアシスで、年間を通して22度の温暖な気温の為、長い間、ウォータースポーツを楽しめます。ジェイコブズウェルとブルーホールリージョナルパークは、Instagramで有名な大自然にあるプールであり、暑い夏の間は涼むのに人気のスポットです。 真のアウトドアアドベンチャーを求める人のために、サンマルコスは毎年4日間260マイルを漕ぐ「世界で最もタフなカヌーレース」と謳われテキサスウォーターサファリを開催しています。

4. 夢のマイホームを叶えられる場所

グレーターサンマルコスで完璧な家を見つけることは、それのオースティンに比べてかなり簡単に叶えられるかもしれません。 -アメニティ満載のアパートメント、歴史的な家、あなたのチョイス次第で様々な住居に出会えることでしょう。20億ドル以上の不動産投資が行われており運動場から公園、プールまで、多様な生活スタイルを取り入れた様々な新しいマスタープランコミュニティがあり、若いファミリー達を引き寄せています。

5. Texas State University – 学園都市

サンマルコスには、38,000人以上の学生を抱えるテキサス州立大学(ボブキャッツの本拠地)があり、コミュニティを若く活気づけています。また、キャンパスには晴らしいパフォーマンスセンターを有し、芸術の中心地となっています。

サンマルコス概要

サンマルコスはヘイズに位置し、へイズ郡の郡庁所在地です。

2020年の人口は68,040人で、テキサス州で60番目に大きい都市であり、米国全体では555番目に大きい都市です。サンマルコスは現在、年間1.63%の割合で成長しています

その人口は、最新の国勢調査以来、51.56%増加しました。(2010年の人口は44,894人でした。)。34マイル以上にまたがる、サンマルコスは平方マイルあたり1993人の人口密度を持っています。サンマルコスの平均世帯収入は54,535ドルで、貧困率は32.15%

サンマルコスに本社を構える企業

THERMON GROUP HOLDINGS :

International heat tracing company.

Employees1,000

McCoy Corporation:

Building Supply, retails building products.

Employees 695

CFAN:

Manufacturing high precision parts

Employees 500

https://c-fan.com/

Grande Communications ClearSource, Inc. :

Telecommunication

Employees 350

Heldenfels Enterprises, Inc:

Construction

Employees 200

SBTI:

Professional Services

Employees 100https://www.sbtionline.com

ノースオースティンの今後の更なる発展

 オースティンに住まれている方には、既知とされているかもしれませんが、オースティンの日本人の人口は、北に集中している傾向にあります。もちろん、サウスや、セントラルにも沢山の日本人が住んでいらっしゃいますが、最近は、価格が上がってきたとは言え、オースティンの中心部より、随分不動産価格もお手頃、また、数年前には、韓国系の巨大スーパーマーケットであるHmartが出来たり、学校のレベルも比較的高いRound Rock ISDであること、そして、何より、アップルを始めとするIT系の企業も続々と北側に流れ込み、通勤の便も良い事なども理由となっている事と見受けられます。しかしながら、まだまだ牧草地などが多い、いわゆるの「郊外」長閑な雰囲気を残しています。

 その風景も、今後は、すっかり一変してしまいそうです。牧草地が、新たな住宅街、商業施設への変貌を遂げています。その勢いは増すばかりです。

まずは、Apple社の程近くの、現在は牧羊地である、Pearson Ranch(ピアソン牧場)が2ビリオンドルの新たなプロジェクトとして、生まれ変わります。

プロジェクト予定地

オースティンダウンタウンより、車で30分ほどの距離

パーマーレーンとI45の交差する、アップル第二本社建設地から車でわずか2~3分の場所

 第一段階の工事としては、600,000 square feetのオフィススペース部分、3つのアパートメントコミュニティ、そして、小売りや、レストランなどの商業部分からなる、41エーカに関しての工事に着手するとしました。そして、正式発表はまだですが、有名企業の本社がこの新しいプロジェクトの48エーカ部分に移転する予定です。

最終的な展望としては、2.6 million squareのオフィススペースと、200,000 square feetの小売り、レストラン、そして、コミュニティスペース、2つのホテル、そして、住宅スペースそして、30エーカーの公園スペースか更に構成され、10~15年後を目途に完成予定です。

この地は、アップルコンピュータの第二本社にほど近い場所と言うだけではなく、DELLコンピューター本社へのアクセスも良く、先日アマゾンが発表した、新たな 184 エーカーの倉庫または、ディストリビューションセンター用途の土地へのアクセスも良い、いわば、それらのIT企業の、また、家族や住人たちの、憩いの場となるよう、自生する大きなオークの木をできる限り活かし、公園、オフィス、商業スペース、文化的活動に生かせるコミュニティ広場、そして住人たちを繋ぐトレイルシステムを追加し、自然と、サスティナビリティの融合により、より活力的なコミュニティの形成を目指しています。

写真は発表された、プロジェクトイメージです

さらに、この場所よりもさらに北上したリアンダー、リバティヒルなどの地域は、現在、住宅の建設ラッシュが進行中です。オースティンを中心とした、郊外を含む、グレーターオースティンエリアは、さらに、北へ南へとじわじわと広がりを見せています。

 発展を喜ぶべきか、はたまた、長閑だった雰囲気の郊外まで、こうも、変わってしまうことに、さびしさを覚えるべきか、私を含め、オースティン住人の心情は複雑な事と思います。

共同名義で家を買う

 

時として、共同で、友達や、結婚していないパートナーと家を購入することは、特に昨今のオースティンの不動産事情を鑑みて、節約の観点では多くのベネフィットがあることでしょう。現に2014年当時に比べ、 共同オーナーとして、1つ以上の名義で家を買う人は、771%も増えています。一昔前であれば、家のような大きな買い物を、友達や、結婚していないパートナーと買うなんて、前代未聞でしたが、現在は、より主流になって来ている事が、この数字に反映されているのでしょう。

このように、家の共同購入が、一般化されてきた背景として、ローンの問題があります。単身でローンを組む場合、基準を満たすことができない場合でも2人の条件を合わすことで可能になる場合も出てきます。また、現在の一部の地域のように、一年の間に25%も不動産価値が上昇し、しいては、昨今のローン超低金利を考えると、投資の為、あるいは自分の住居確保として、多少の無理をしても、共同名義で良い物件に出会った好機を逃さずで買っておこうという事が、多々起こっているという事です。また、ローンのみならず、用意すべく頭金に関しても、キャッシュでの大金を支払う点で、一人で家を購入するのであれば、予算に到底届かないような家でさえ、共同オーナーで分割していくことで、大きな頭金を用意でき、より理想的な物件の購入のハードルが低くなります。

 しかしながら、慎重に、物事を進めていかないと、思わぬ落とし穴に引っかかる可能性もあります。

共同名義にする利点

  • ケースバイケースではあるが、ローンの審査が比較的通りやすい
  • ローンの月々の支払いが当然一人で買うよりも少ない
  • もし、その家に共同で住む場合、光熱費の分割で、生活費が安くなる
  • アパートで賃貸生活の場合は、ただ払い続けるだけで終わるが、共同名義ので家を買い、ローンを払い、その家を売却する場合、マーケットが買った時よりも良ければ利益を得ることも可能

共同名義にする欠点

  • 金利は、共同で申請するオーナーの中でクレジットスコアの一番低い人に照準を合わせて決定される為、単独で購入する場合よりも、多くの金利を払うことになる可能性がある
  • もし、共同名義の家のローンの返済中に、自動車の購入などで、ほかのローンを組む際は、家全体に対しての負債対収入の比率で審査を受けるため、不利になる可能性がある
  • 共同名義の為、ローンに関しての滞納に対する処置としても、連帯責任となる為、一人の支払いの遅れによって、すべての人のクレジットヒストリーに悪い影響を与える
  • 家の修理や修繕等に関しても、全員の合意を得られないと事を進められないので、しっかりした意思疎通が必要となる
  • 共同名義を解消する際、家の売買等で複雑化する可能性がある

家の共同名義購入に関して、買う前から、解消する場合の事をしっかり見据えて行動していくことが、一番の成功へのカギです。契約書を隅々まで確認して、個人個人のクレジットスコアや、収入、ほかの財務面を互いにしっかりチェックして、十分納得する事が基本です。また、だれがどの請求書に対して支払い責任があるのか、や、万が一、メンバーの中の誰か一人が名義を解消したい場合など、あらゆる面に対して、事前に対処法を把握するべきであるし、意見の相違やあらゆる事態に備え、バックアッププランを計画すべきです。弁護士を通して、そのような取り決めを事前に作っておくことが理想的です。

このような共同名義での不動産購入は、オースティンのような活気ある街ならではの、新しいスタンダードになる可能性があります。豊富な職を求めて、若者はオースティンを目指し、家を単独購入できる基盤がまだない上、この右肩上がりのオースティンの不動産事情に、投資としての魅力も十分にある。そういった事情が、共同入への動機となっています。確かにアパートに支払うのと同じぐらいの資金で、より住みやすい家を共同購入し、気の合う仲間と楽しい共同生活!将来的に、売却で利益を得られるとしたら、それ以上、理想的な事はありません。しかしながら、やはり、思わぬ人間関係のトラブルや、金銭問題など、しっかりとリスク面を熟知した上で共同購入を成功させる事が大切です。

巨大ハイテク企業の参入による不動産価格の推移

先日、サムソンがオースティン北東部のテイラーへの170億円規模の新たな工場設立を受け、周辺住宅街の2020年第3四半期の住宅販売価格の中央値は271,906ドルでしたが、その一年後の現在は、405,000ドルに跳ね上がりました。

このような、計画予定地周辺に関しての不動産価格の急激な上昇は、現在オースティンのあらゆる所で起きています。工場や、会社など、大きな土地が必要となるため、その殆どは、かつて注目もされた事の無いような、田舎の牧場地だったり、あまり人気のない言うならば、少し生活の便が悪い場所だったりするので、そのような元々、不動産価格の低い土地や住宅街が、急にハイテク企業の移転計画などで、価格が跳ね上がる。今後、益々巨大企業の流入が期待されるオースティンならではの、このような、青田買い?いわばギャンブルのような不動産投資もまた注目されているようです。実際、サムソンも、長い間、噂されていた新工場建築用地ではなく、テイラーへの移転を決めたり、また、MLBのスカウト機能をメインとした、ユースリーグの組織てあるPerfect Gameも、かなり強固に固まっていたHuttoの土地での本社、球場建設予定も、急にCedar Parkへ鞍替えしたり、とにかく、規模が大きいだけに、市や町との交渉次第で、ガラリと話が変わってしまうのは良くある話です。何はともあれ、2040年に人口が現在の倍と予想されているオースティンですが、この勢いは止まりません。

アップル社

2018年にノースウエストオースティンの10億ドルのキャンパスの計画を発表した当時、住宅建設業者代表者の一人は、価格をすぐに10%上がるように命じたと言いました。完成すると、アップルの新社屋の建設用地は300万平方フィートに及び、6階建ての75,500平方フィートのホテルと隣接する3階建てのカンファレンスセンターが含まれます。

キャンパスは最終的に最大15,000人の従業員を収容する事ができ、同社は2022年にオープン予定です。

オーチャードのデータによると、Appleキャンパスから10マイル以内の住宅価格は、2020年第3四半期から2021年第3四半期の間に45%上昇し、336,750ドルから489,000ドルに上昇しました。

テスラ

 オースティン空港近くの11億ドルの電気自動車工場はまさに完成に近づいており、また、先日発表したオースティンの本社移転場所としても、利用されます。イーロンマスク最高経営責任者(CEO)は、工場で10,000人が必要になる可能性があると述べ、この地域はすでに2020年第3四半期にかなり競争力があったと指摘していますが、住宅への影響は少し緩和されています。

テスラのキャンパスから10マイル以内の住宅の価格は、2021年第3四半期の437,050ドルから534,502ドルに前年比22%上昇しました。

オラクル

オースティン中心部から流れるコロラド川沿いの非常に環境の良い土地に位置する2018年に完成したオラクル社のセントラルオースティンキャンパスは、最終的に10,000人の従業員を抱えるために成長する可能性があるとの事。2020年12月にはこのキャンパスを本社として、登記しました。

オラクルキャンパスから10マイル以内に家を購入するには、2020年のわずか416,000ドルから平均585,000ドルを支払う必要があります。これは、2020年第3四半期から2021年第3四半期の平均価格が約41%上昇しました。

大注目のHutto

オースティンダウンタウンから、北東に約50キロにあるHuttoという郊外の小さな町が、ここ数年で、大きな変化を遂げています。

米国国勢調査局の統計によると、Huttoは2000年に住民たった1,250人から大幅に増加し、2020年には27,577人にそして、現在も、更に増加の一途をたどっています。

ここ数ヶ月、機械とソフトウェアを製造するタイタン・イノベーション・ビジネス・パーク(Kval Inc.)と、水ろ過技術の部品を製造するOvivo Inc.の2社がHuttoへの移転、拡大を発表し、2028年までに150人以上の雇用を増やす見込み。また、8~9個の企業が、現在、Huttoへの移転を検討中とのこと。

この土地は、オースティンに比べ、また、開拓の余地が無限に広がり、値段も手ごろ、また、家族が住みやすい環境で、まだまだ長閑な田舎町の印象、しかしながら、オースティン中心部、オースティン国際空港へのアクセスも車で30分ほどの立地であれば、企業が参入しやすい魅力的な土地だと納得が出来ます。

また、先日、このブログでお伝えした、サムソンの新工場設立の件ですが、なんと、ここにきて、Huttoから更に東、車でおおよそ10分の隣町であるTaylorに新工場を設立のニュースが飛び交っています。おそらく、現存の工場に隣接する土地での稼働は、税金問題の交渉で決裂したのか、それとも、何か他に問題が生じたのかはわかりませんが、今度は、Taylorにその話が回ってきたので、片田舎の小さな町は、おおいに活気づいた様相を見せています。ただ、この話も、まだ、協議中なので、決定ではないのですが、おそらく、2024年を目処に稼働を検討中とのことです。

はやくも、「テイラーとラウンドロックを結ぶウィリアムソン郡のハイウェイ79の17マイルは、米国全体で最も貴重な工業用不動産の一部になる可能性がある」との声も既に出ているほど。また、HuttoにはTexas State Technical Collegeのキャンパスもあるため、在学中にこれらの企業で経験を積み、卒業後も、そのまま働き続けると言う、理想的なスタイルを今後、益々増やしていきたいとの事です。

また、不動産においても、今後、HuttoからTaylor にかけての新築ラッシュが予想できます。

オースティン、ラウンドロックエリアから、このHuttoそしてTaylorをつなぐ、ハイウェイ79には、先日オープンした、超大型リゾートホテル&コンベンションセンターのkalahari ResortsやMLBテキサス・レンジャーズの傘下であるRound Rock Expressがあったり、その他、今後も、開発が目まぐるしいエリアです。

Hutto今後も、大注目のエリアです。

オースティンに本社移転ブーム

リビングコストの低い、最適な場所を求めて、シリコンバレー/サンノゼエリアからのここオースティンへの本社移転・移住者は後を絶ちません。昨年末、オラクルが、本社をオースティンへ移転するとの発表がありましたが、オラクルの様な、世界的大企業から、IT業界を支える中小企業まで様々な企業が、本社移転を発表しています。下記は、オースティンビジネスジャーナルが発表した、2021年オースティンへの本社移転する会社の一部をご紹介。

Green Dot Corp.,

プリペイドデビットカードや、デジタルバンキング関連の会社。

5月中旬を目処に本社を移転予定。社員数は中国、アメリカ併せておおよそ1300人

Einride AB,

スウェーデンの自動運転電気貨物車を開発している会社

本社を今回オースティンに移転したが、NYとシリコンバレーにもまた、支社を設置予定

Invzbl LLC,

紫外線を使用して携帯電話やその他のディバイスを消毒する機械メーカー

Blockcap Inc.

暗号通貨マイニングのスタートアップカンパニー。現在は、従業員20人規模の小さな会社ですが、6~9か月以内に、50人~100人に成長する計画。全米最大を目指して、1億ドル以上を既に調達済み。

Markaaz Inc.

人口知能搭載し、中小企業向けのプラットフォームを作る会社。主に、企業と、クライアントを接続するのに特化したもの。2021年末までに70人、2022年末までに150人の雇用計画を打ち出している。

City Shoppe,

地元支援型のオンラインショッピングのプラットフォームを持つ会社。

XR Masters,

バーチャルリアリティ、拡張現実、複合現実などの没入型記述を可能にするソフトウェア開発

Elevate Brands

AmazonのFBA(Fulfillment by Amazon)関連の事業。オースティンには、第二本社を設立。第一本社はNYに位置する。

Harmonate

民間資本伝票処理とデータを分析関連のソフトウェア。

CrowdStreet Inc.

不動産投資会社

NinjaRMM LLC,

リモート監視、管理サービスのソフトウェア

Eleiko

スウェーデンのトレーニング機器の会社

ZP Better Together LLC

視覚障害者向けのビデオリレー技術と、通訳サービスの提供。ビデオソフトウェアを使用し通訳を通じて、リアルタイムでコミュニケーションを取るサービスを提供。

QSAM Biosciences Inc.

がん治療開発に特化した、バイオテクノロジー企業

Alpha Paw LLC

犬用品、ベット、車の安全シートなどのペット用品をオンラインで販売

Sentry Kiosk Inc.

検温など、COVID19の広がりを防ぐのに役立つ自立型マシーンの開発

Precision Global Consulting Ltd.

雇用コーディネート

• Ametrine Inc.,

軍用の迷彩を製造メーカー

Digital Realty Trust Inc.,

大手テクノロジー企業が使用するデータセンターの所有と運営

Loop Insurance

新しい種類の自動車保険を提供するテック企業

Truelytics

富裕層向けの資産管理システムのソフトウェア

Amazing Magnets LLC

マグネットの製造

8VC

企業への投資を含むベンチャーキャピタル

SAMSUNGオースティン工場と、その周辺の再開発

オースティンには、1997年から稼働し続ける、サムソンの半導体の工場があります。現在3300人の雇用があり、現在、新たに、170億ドルの規模で新しいチップを作る工場を隣接する土地に計画しています。この工場では新たに1800人の雇用を生む予定になっていますが、市との税金等に関しての交渉中で、交渉が上手くいけば、2023年末には無事に設立の運びとなる事でしょうが、サムソン側の条件もなかなか厳しいものなので、難航を極めるのではと予想しています。

ただ、ここにきて、このサムソンの工場に程近いエリアに、10億ドルの商食住の総合施設のEastVillageプロジェクトが立ち上がりっています。

  • 計2,000 室のアパート事業
  • 466 軒のKB Homeによる戸建て事業
  • 810,000 square feet のオフィス スペース
  • 223,000 square feet 小売り商業スペース
  • 96,000 square feet レストランスペース
  • 3軒、計390 室規模のホテル
  • グローサリーストア
  • 映画館
  • 150エーカーの保護森林エリア

工事は既に始まっており、2022年春に終工予定の312部屋のアパートを皮切りに、2028年にはすべての工事が終わる予定です。

このエリアは、かつて、オースティンの中でも、工業地帯の為、割と治安が良くないエリアとの異名も高かったのですが、このEast Villageプロジェクトにより、イメージも一新される事でしょう。

サムソンオースティン工場の場所

オースティンダウンタウンからのアクセスも非常に良く車で20分弱ほどの距離です。

時代はシリコンヒル!!!カリフォルニアからの脱却Bay Area exodus

 先週の金曜日に、マイクロソフトに次ぐ、世界最大手のソフトウェア会社の「オラクル」のオースティンへの本社移転を発表しました。先日、ヒューレットパッカードもヒューストンへの本社移転をアナウンスし、また本社移転との明言はしていないものの、テスラのオースティンへのギガファクトリーを建設中の他、オースティンから車で6時間弱の場所サウスパドレ周辺のボカチカにスペースX(宇宙船スターシップの開発)が進行中、また、イーロンマスク本人が長年住んだLAを離れ、オースティンへ引っ越して来たり、など、本社が近い将来オースティンへ移転する可能性も匂わせています。

オースティンにおける建設コストは、米国の30都市平均を19%下回るとされている。一方で、サンフランシスコでの建設コストは、オースティンを56.9%上回っている。
調査企業CBREのデータでは、オースティンでのオフィス賃貸費用は過去5年で28.6%上昇し、7000平方メートルあたり300万ドルとされている。しかし、ベイエリアの場合は同じ面積で500万ドル。

これらの要因も引き金となって、シリコンバレーのカリフォルニアから、シリコンヒルと呼ばれる、オースティンへの本社移転が次々と行われているのでしょう。

ここで、忘れてはいけないのは、アップルの第二本社です。すっかり、次々と流入してくる色々な本社移転の話で忘れがちですが、2022年を目標に、完成予定の新社屋では、最大15000人規模で運用の予定です。オースティンで、設立し、シリコンヒルの地位を築いたデル・コンピュータも、アップルの第二本社の完成後は、雇用人数としても、トップから転落する可能性も示唆されています。(デルの雇用人数:現在14000人)そのほかに、Facebook, Google, Amazonと所謂の「GAFA」がオースティンにはそろい踏みです。また、オラクルのオースティン新本社に関しても、10000人規模になる予定です。

apple第二本社新社屋完成予想図

$1 billion project:サウスオースティンにもドメインが!!!

近年、オースティン界隈で、すっかりお馴染みとなった「Domain-like」という言葉ですが、これは、オースティンのランドマークとも言える、Domainという、住居、オフィス、レストランや小売店などの、商業施設、ホテルに至るまでを、公園の様な心地よい空間で結んだ場所を指します。このビジネスモデルが、大いに成功したので、昨今のオースティン界隈の開発は、とにかく、Domainに模した、所謂「Domain-like」な開発となるわけですが、この度、初めて、この「Domain-like」な開発をサウスオースティンで行う事になりました。場所は、South Lamar Boulevard と Loop 360 (Capital of Texas Highway)の交差、Barton Creek Greenbeltの東側の現在Brodie oaks shopping centerがある所ですが、その規模が、このプロジェクトでは現在のなんと10倍!!!の広さに拡張予定です。

最終的な形としては、1600戸のアパートメントやコンドミニアム、110万square feet(約30900坪)のオフィスエリア、14万square feetの小売りや、レストランエリア、そして、450室のホテルが出来る予定です。Barton Creek Greenbeltとも繋がり、より、自然と、商業が一体化する、ファミリーフレンドリーな施設となりそうです。本家のDomainが180万square feetなので、それと比較しても、規模としては充分に、サウスオースティンのランドマークとなる巨大施設となりそうです。

工事の着工は、2022年、あるいは2023年の初めを予定しており、約10年をかけて完成する予定です。