家を買うというのは、生涯一度の大きな買い物とよく言われていますが、ことアメリカでは割とカジュアルに家を買ったり買い替えたりします。ただ、やはり、大きな買い物には間違いなく、買うのが良いのか、はたまた、借りるのが良いのかという問題が出てきます。ここら辺は日本とあまり変わらないかもしれませんが、基本的に、家賃(ローンやその他、家に関わる支出)は収入の1/3というのが基本となっているようです。
以下のチャートをご参考ください。
チャートは借りる家も、買う家も同じ家のバリューとし、7年以上住んだ場合を示しています。レンタルに関しての家賃は$800からスタートして、毎年5%の家賃の上昇を見込んだ計算になっています。また、買った場合は購入価格を$110,000とし、毎月のローンを$1000とした計算です。3年までは、借りる方がお得で3年以降で6年を過ぎた頃には完全に買った家の方がお得という数字を示しています。
こちらはまた、別のチャートです。
こちらに関しましても、60 months(5年)以上同じ家条件の家に住んだ場合の比較チャートです。
家を購入するに関して、年収の約2.5倍の価格を予算に設定をすることが理想的で、頭金は10~20%、ローンは30年というのが平均的な様ですが、ローンに関してはレートが変動するので、その時のレートによりフレキシブルに考えた方が良いようです。
家を購入する場合の利点
- プライバシーを確保できる
- 安定した住居環境
- property taxとローンの利子が税金控除の対象となる
- バイヤーのクレジットスコアを上げる事が出来る
- 将来的に家の価値が上がる可能性が高い
- 好きな様に家をリフォームしたり、ペットを飼ったりできる
家を購入する場合の欠点
- 頭金が大きい
- 保険がかかる
- 家の価格が下がる可能性もある
- 修理修繕のコストが発生する
- property taxが上がる可能性がある
- 引っ越すときに、家を売ったり貸したりしなければならない
家を借りる場合の利点
- 引っ越し費用が比較的少ない
- メンテナンス等をオーナーに依存できる
- アパートなどの場合は特にプールやテニスコートなどのアメニティを楽しめる
家を借りる場合の欠点
- リースに関しての条件がたくさんある
- 更新時に、次年度の更新ができず引っ越しを余儀なくされる可能性がある
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