また、オースティンは、サブプライムから完全に回復した米国の8つの大都市圏の1つです。一番気になるのは、この不動産価格の高騰が「バブル」であるかどうかです。しかし、これに関して言えば、オースティンは需要が一貫して高く、在庫が非常にタイトであるための不動産バブルにあるとは見なされていません。今後も着実な経済活動と住宅探しの人の流れが期待できます。2019年、オースティンは引き続き「Best of U.S.」リストで上位にランクされました。2019年には記録的な数の住宅販売があり、2019年12月および年末のセントラルテキサス住宅市場レポートは、記録的な33,084件の住宅販売と130億ドルの販売量を反映しています。オースティン不動産(ABoR)によると、2010年から2019年の間に住宅販売は84%増加しました。オースティンの住宅価格の中央値は、2010年の193,520ドルから2019年には318,000ドルに上昇し、市場は2020年から2021年にかけて加速し続けました。また、オースティンは、雇用条件、カルチャーの魅力としても、若い世代を呼び込み、街全体の平均年齢(33歳)が低く、ミレニアル世代が、今後数年間でオースティンで最大の購買力になっていくことでしょう。オースティンの経済は力強く、非常に多様です。全体として、オースティンでは流入してくる人口のペースに追いついて行けていない分、販売用の住宅が未だ、常に不足しています。
オースティンとその周辺の人気のある地区は、Northwest Hills, Downtown Austin, West Lake Hills, Brushy Creek, Barton Creek, Spicewood Summit, Mueller, South Austin, Hyde Park, Windsor Park, Crestview, North Austin, Allandale, Shady Hollow, Rollingwood and Steiner Ranch.
オースティンに住まれている方には、既知とされているかもしれませんが、オースティンの日本人の人口は、北に集中している傾向にあります。もちろん、サウスや、セントラルにも沢山の日本人が住んでいらっしゃいますが、最近は、価格が上がってきたとは言え、オースティンの中心部より、随分不動産価格もお手頃、また、数年前には、韓国系の巨大スーパーマーケットであるHmartが出来たり、学校のレベルも比較的高いRound Rock ISDであること、そして、何より、アップルを始めとするIT系の企業も続々と北側に流れ込み、通勤の便も良い事なども理由となっている事と見受けられます。しかしながら、まだまだ牧草地などが多い、いわゆるの「郊外」長閑な雰囲気を残しています。
はやくも、「テイラーとラウンドロックを結ぶウィリアムソン郡のハイウェイ79の17マイルは、米国全体で最も貴重な工業用不動産の一部になる可能性がある」との声も既に出ているほど。また、HuttoにはTexas State Technical Collegeのキャンパスもあるため、在学中にこれらの企業で経験を積み、卒業後も、そのまま働き続けると言う、理想的なスタイルを今後、益々増やしていきたいとの事です。
また、不動産においても、今後、HuttoからTaylor にかけての新築ラッシュが予想できます。
オースティン、ラウンドロックエリアから、このHuttoそしてTaylorをつなぐ、ハイウェイ79には、先日オープンした、超大型リゾートホテル&コンベンションセンターのkalahari ResortsやMLBテキサス・レンジャーズの傘下であるRound Rock Expressがあったり、その他、今後も、開発が目まぐるしいエリアです。
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