また、日本の空気圧機器、流動制御機器、半導体用ファインシステム機器、省力機器等の機器商品を扱う、CKD(愛知)も、オースティンに全米初のプロダクション拠点を構えるとの事で、$13 million もの出資で、70もの雇用を生み出す計画と、11月初旬のアボット・テキサス州知事が会見で発表をしました。ここでは、半導体産業向けの流体制御機器を製造する予定です。
今週末に控える、ハロウィン。久々の週末とハロウィンが重なる貴重なタイミングにも関わらず、このCOVID19の影響で、Trick or treat は控えると言う人も多いはずです。現に、Austin Public Healthでは、Trick or treat あるいは車でドライブスルー形式での、 Trunk or treatは明らかなハイリスクアクテビティとし、控えるように呼び掛けてはいる。
さて、このご時世での、オースティンの不動産の動向ですが、4月はコロナウイルスのパンデミックの影響で、そもそも内見をすることが難しく、2019年4月と2020年4月の比較データでオースティン、その他、ラウンドロックやシダーパーク等の郊外を含めたMetropolitan Statistical Area (MSA)全体の売り上げ自体が21.6%の減となっていましたが、昨年比6月のデータでは全体の住宅中間層価格自体は4%増と引き続き、上がり続けているという傾向です。また、売り出した家は去年の同時期に比べ4日間早い44日で売れているというデータが出ています。また、さらに、今月7月のデータでは全体の不動産売り上げ戸数は前年比9%上昇とのデータが出ています。経済が不安定といえども、オースティンには、Amazonの新しい拠点がラウンドロックや、ビューダに数百ずつの雇用を予定していたり、テスラーのギガファクトリーがオースティン近郊に来る予定があったり、こんな中にも明るいニュースが沢山有ります。こと、オースティンは、米国全体の住宅市場に比べて、悪影響はかなり少なく、今後、経済が着実に再開していく中、今年末までに住宅販売は2019年に匹敵するレベルに回復するとの予想も出てきています。また、来年に向けての住宅不足を緩和するため、今後の新築住宅建設も、引き続き広がっていく予想との事です。