2025年オースティン不動産の現状

 オースティンの不動産市場は、COVID-19パンデミック時のブームから急速に冷え込みつつあると、不動産の専門家が警告しています。パンデミック中、リモートワークの普及により、多くの人々が温暖な気候と手頃な生活費を求めてオースティンに移住してきました。その結果、オースティンの人口は急増し、2010年から2020年の間に33%増加しました。オースティンに長くお住まいの方は、ご存じかと思いますが、2019年~2021年のオースティンの不動産状況は、まさに、クレイジーとしか言い様がない程でした。売りに出される予定の家には、常に、何人ものバイヤー達が情報を聞きつけ、売り出す前に既にオファーをかけ、希望提示価格より、更に高い価格を乗せ、熾烈な競争を続けていました。53,301人もの人々が2020年~2021年のたった一年間の間にオースティンに引っ越してき、アパートも、あちらこちらに、信じられないぐらいのスピードで建設ラッシュが起こり、(2022年一年間で、おおよそ25000戸の増加)結果的に現在のオースティンは、賃貸市場は過剰供給と需要減少(IT系企業のレイオフ等)の影響を受けて冷え込んでいます。アパートの賃料は過去2年以上で15%下落し、空室率は急増しました。空室率は2021年9月の3.9%から現在9.5%に上昇し、多くの家主は賃料を引き下げて入居者を確保しています。

また、オースティンの住宅価格は現在、過去の50%過大評価から12%過大評価に調整されており、賃料引き下げを余儀なくされる事となり、家賃はパンデミック前の手ごろな価格に戻ると予想されます、全体的な所得の底上げが図られている今、賃貸者にとっては、朗報です。

もちろん、10年、20年の長いスパンで考えると、この冷え込みは一時的なもので、将来的に、改善していく事とは思いますが、現状としては、あまり良い状況には無い事は確かです。

2025年には、不動産年間販売数が14.5%増加すると予測しており、住宅ローン金利の変動次第ではありますが、住宅販売はゆっくりではありますが確実にパンデミック前の状態に戻っていくとの期待が高まっています。